iPhone 4S 白 水没 男性 海水に浸かった場合

ＴＯＰ ＞ ブログ ＞ iPhone水没修理

営業時間外に水没の問い合わせがありました。東京から沖縄離島をご旅行中のお客様。お話しをうかがうとポケットに入れたまま五分程度、海に入ってしまったそうです。

正直、長時間海水に浸かった場合の復旧はかなり厳しいのですが…

以下はあくまでも海水に全体が浸かった場合の対処の一例、としてお読み下さい。（ちょっと濡れた場合はショートの危険もあるのでお勧めしません。）

１　水に濡れた場合はとにかく、電源入れない、充電しない。（全体が浸かっていたら電源入らないと思いますが。）

２　まずは洗面所などの流水で携帯の中にたまった海水を洗い流す。

３　水に浸したまま空気に触れない様に当ショップに持ち込む。

上記は通常の水没の対処とは逆の方法ですが、お客様にもご同意いただき、離島から那覇に着くまでその方法で運んで頂きました。

お電話を頂いてから３〜4時間後、このような形でお持ち込み、

早速、全てを分解して再度洗浄〜乾燥。（当店では専用の乾燥機を使用しています。）

乾燥が終わり、テスト起動。

結果、バッテリーを換えることで電源が入りましたが、画面表示は復旧出来ませんでした。それでもデータの救出が可能な状態まで復旧することが出来ましたので、お客様と相談の上、データをDVDにバックアップして作業完了としました。

今回の件はあくまでも特異な例として報告します。この通りにやって正常に復旧する保証があるわけではありません。どうぞご了承下さい。

※今回は無料にて代替機を貸し出しさせて頂きました（予約優先：出払っている場合はご容赦ください）

過去の記事はこちら